こんにちは!クラシエステートの溝口です!住宅ローン減税を受けると、税金が控除されてお得になりますが、 「控除額ってどうやって戻ってくるの?」 と疑問に思う方も多いですよね。
こんにちは!クラシエステートの溝口です!住宅ローン減税を受けると、税金が控除されてお得になりますが、 「控除額ってどうやって戻ってくるの?」 と疑問に思う方も多いですよね。
控除額が還付される仕組み
住宅ローン減税では、所得税と住民税の2つから控除されます。還付のタイミングと方法は、税金の種類ごとに異なります。
所得税は、確定申告を通じて控除されます。
還付の仕組み
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毎年の住宅ローン減税額(ローン残高の0.7%)を計算。
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その金額を、すでに納めた所得税から差し引きます。
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還付額は、申告後1~2カ月程度で指定の銀行口座に振り込まれます。
例:年末ローン残高が2,000万円の場合
→
控除額 = 2,000万円 × 0.7% =
14万円
この金額が、すでに天引きされている所得税から還付されます。
所得税で控除しきれなかった分は、翌年度の住民税から控除されます。
住民税控除の仕組み
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所得税控除額が少なくて控除しきれない場合、その差額が住民税から差し引かれます。
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住民税の控除額は、 最大で13.65万円/年(自治体によって若干異なる場合あり)。
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控除は、翌年度の住民税額が自動的に減額される形で適用されます。
例:所得税で控除できたのが10万円、控除残りが4万円の場合
→
翌年度の住民税から4万円が控除されます。
初回(1年目)の手続き:確定申告
1.
必要書類を準備する
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住宅ローンの残高証明書
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登記事項証明書
•
源泉徴収票など
2.
税務署で申告
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確定申告書に控除額を記入し、税務署に提出します(オンライン申請も可能)。
3.
還付金を受け取る
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還付額が1~2カ月以内に指定口座に振り込まれます。
2年目以降の手続き:年末調整
1.
年末残高証明書を会社に提出
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金融機関から届く「住宅ローン残高証明書」を勤務先に提出します。
2.
会社が住民税・所得税控除を適用
•
年末調整時に税金が調整され、住民税も翌年度から自動的に減額されます。
住宅ローン減税による控除は、所得税の還付金として口座に振り込まれたり、住民税が減額されたりと、家計の大きな助けになります。
初回の確定申告をしっかり行い、2年目以降の年末調整をスムーズに進めることで、最大限の控除を受けられます。手続きがわからないときは、税務署や不動産会社に相談してみましょう!