不動産売買の決済(引き渡し)の持ち物と流れ

2024年08月26日

不動産売買の決済(引き渡し)の持ち物と流れ

1. 決済日前の準備

 

決済日にスムーズな手続きができるよう、以下の準備を済ませておきます。
 

買主側

残代金の準備(融資がある場合、ローン手続きの最終確認)。

必要書類の準備(住民票、印鑑証明書、本人確認書類など)。

司法書士との打ち合わせ(所有権移転登記の段取り確認)。
 

売主側

権利証や登記識別情報通知書の準備。

印鑑証明書や本人確認書類の準備。

固定資産税や管理費などの精算書の作成。
 

両者共通

仲介業者と決済日のスケジュール確認。

司法書士と法務局への登記申請手続きの準備。

 

2. 決済当日の流れ

 

決済日は通常、銀行や司法書士の事務所で行われます。以下は一般的な流れです。

 

(1) 参加者が集合

 

主な参加者

売主

買主

仲介業者

司法書士

買主の住宅ローンを提供する金融機関の担当者(融資がある場合)
 

(2) 必要書類の確認

 

司法書士が売主・買主双方の本人確認を実施。

売主・買主が必要書類を持参し、すべて揃っているか確認。

 

(3) 残代金の支払い

 

買主が売主に残代金を支払う

現金の場合: 買主が銀行で売主の口座に振り込みを行う。

住宅ローンの場合: 買主の金融機関が売主の口座に振り込み。
 

(4) 固定資産税・管理費等の精算

 

売主と買主の間で固定資産税やマンション管理費などの清算を行います。

決済日を基準に日割り計算で精算されます。

 

(5) 登記手続き

 

司法書士が所有権移転登記の書類を確認し、法務局へ申請します。

売主から買主に所有権を移転するための必要書類(権利証や登記識別情報など)を確認。

買主は登録免許税を支払い、登記申請を依頼。
 

(6) 鍵の引き渡し

 

売主が物件の鍵や付帯設備の説明書などを買主に引き渡します。

 

(7) 終了確認

 

すべての取引が問題なく終了したことを双方が確認。

 

3. 決済日に必要な持ち物

 

買主の持ち物

 

売買契約書

住民票  (新住所地のものor旧住所)

印鑑証明書(発行後3か月以内)(新住所地のものor旧住所)

実印

残代金(振込手続きが必要な場合は銀行口座情報)

登録免許税や仲介手数料などの諸費用

本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)

 

売主の持ち物

 

登記済権利証または登記識別情報通知書

印鑑証明書(発行後3か月以内)

実印

固定資産税納税通知書

物件の鍵や設備に関する書類

 

4. 決済日後の対応

 

司法書士が法務局に登記申請を完了後、買主に「登記識別情報通知書」が届きます。

売主は譲渡所得税の申告が必要になる場合があります(確定申告時)。

買主は住宅ローン控除の手続きや住所変更手続きを行います。

 

決済日は不動産取引の最終段階であり、重要な手続きが多いため、
スケジュールと持ち物をしっかり確認し、仲介業者や司法書士と連携を密にして進めましょう。 
 
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